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平成18年4月から、新たに本COE拠点の事業推進メンバーに加わった杉山隆文教授が、2006年「日本コンクリート工学協会賞（論文賞）」を受賞しました。受賞論文は「コンクリートの環境負荷評価手法に関する研究」（総合題目）です。 本賞は、日本コンクリート工学協会が刊行する英文ジャーナル、会誌、論文集の中から、毎年、コンクリートに関する学術・技術の進 歩発展に顕著な貢献をなしたと認められる研究論文に対して授与されるものであり、協会賞選考委員会で審査し理事会で表彰が決定されます。コンクリート 構造物の環境設計に関しては、現在そのフレームワークの構築が国際的に議論されており、わが国からの先端的な研究の発進として高 く評価されたものです。

【受賞対象論文】
（１）Kawai, K., Sugiyama, T., Kobayashi, K., and Sano, S., A Proposal of Concrete Structure Design Methods Considering Environmental Performance, Journal of Advanced Concrete Technology, 3(1), pp.41-51, 2005.2 （２）Kawai, K., Sugiyama, T., Kobayashi, K., and Sano, S., Inventory Data and Case Studies for Environmental Performanc e Evaluation of Concrete Structure Construction, Journal of Advanced Concrete Technology, 3(3), pp.435-456, 2005.10

※（社）日本コンクリート工学協会のホームページ (http://www.jci-net.or.jp/)