平成24年度廃棄物資源循環学会 研究発表会 埋立部会企画セッション
廃棄物埋立が抱える現場的問題と課題
埋立処分研究部会
@ 平成24年10月23日(火)10:45〜12:15
A 第4会場
B 参加者数 140名程度
C 趣旨
廃棄物最終処分場は構造基準,維持管理基準に従って適正処理が図られていることになっている。しかし現実には,廃止に向けた安定化状況の把握ができていない,長期的管理をどうするかの方針がない,準好気性埋立地の機能が十分に果たされていない,資源化促進等による埋立廃棄物の変化が埋立処分にどのような影響を及ぼしているかなど,現場には多くの課題がある。本企画は,埋立処分にかかわる問題を総ざらいし,研究の必要性を整理する。
Dプログラム
1.話題提供(各15〜20分)
1)「準好気性埋立の浸出水集排水管とガス抜き管の機能と役割」福岡大学 柳瀬龍二,田中綾子,松藤康司
2)「早期安定化に向けた循環式準好気性埋立システムのこれから」福岡大学 松藤康司,田中綾子,柳瀬龍二
3)「(Bio-)Reactor型埋立 vs Dry Tomb型埋立」国立環境研究所 山田正人
4)「準好気性埋立処分場の現状と課題」ダイユウ技研土木 桧垣光次
5)「準好気性埋立地の不適切な管理状況」北海道大学 松藤敏彦
6)「アジアの準好気埋立の失敗事例」国立環境研究所 石垣智基
7)「インドネシア・ジャカルタの埋立地が抱える問題」九州大学 中山裕文
8)「不燃ごみ処理不燃残さ埋立の問題・課題」埼玉県環境科学センター 川嵜幹夫
9)「海面・陸上埋立地における高pH浸出水の長期流出」明星大学 宮脇健太郎
2.ディスカッション(30分程度)