研究室に在籍した3年間は、活性炭を用いた水処理の研究をしていました。 研究を行う中で、私たちの生活に密接に関わる“水道”というインフラを支える仕事に就きたいと考え、 現在に至っています。
上下水道プラントの設計を行う上で、水処理の流れや、その仕組みへの理解は欠かせません。 大学の講義で習った知識だけでなく、研究室での研究や先生方とのディスカッションの中で 肌で感じた水処理への理解は、日々の業務の中で貴重な財産となっています。
また、業務を行う中では常に様々な問題に直面します。 それらの問題に対処する力、物の考え方などは、ゼミでの発表とそこでの討論や、先生方との打ち合わせ、 実験などを通じて、研究の中で磨くことができたと感じています。
環境リスク工学研究室には、水処理の分野で一流の先生方がおられ、充実した研究設備が揃っています。 私は、修士の時に、フランスで開催された国際会議で口頭発表を行う機会を頂くことができましたが、 それも最先端の研究に携われる環境があるからこそだと思います。
また、研究の環境が充実しているだけでなく、息抜きのイベントも充実していました(現在も?)。 研究室でのジンパや旅行、学生室で鍋を囲んだことなどは良い思い出となっています。 研究室のメンバーとは、卒業後も年に数回集まって、一緒に呑んだりしています。
最先端の研究がしたい、自分の力を伸ばしたい、一生の仲間を作りたい、 そんな学生の皆さんには、ぜひお勧めしたい研究室だと思います。