ニュース&レポート

工学研究院・工学院の
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令和5年度 体験型理科実験教室「北大工学部まるごと体験ツアー」が開催されました

令和5年12月26日、工学研究院で体験型理科実験教室「北大工学部まるごと体験ツアー」が開催されました。公益財団法人KDDI財団の共催、北大ダイバシティー・インクルージョン推進本部の支援により実施したもので、札幌市内のすべての中学校にチラシを郵送したところ、定員を超える応募があり、抽選によって選ばれた中学生40人(女子19人、男子21人)と保護者が参加しました。

はじめに、工学部フロンティア応用科学研究棟レクチャーホールで『えっ、工学部ってそんなことも研究しているの?』と題し、北大・工学部・各コースの特徴や、「工学×医療」・「工学×農業」・「工学×ウィルス」・「工学×宇宙」など、工学部はいろいろなテーマがあることや、化学も生物も物理も地学も関連し、社会に役立つ研究をしていることが紹介されました。その後、「工学×バイオ班」・「工学×地球班」・「工学×環境班」に分かれて工学部探検に出発しました。最新研究体験『本気の研究が行われている現場を見て実感!』では、VR(ヴァーチャルリアリティ)『3D仮想現実を作る』や電子顕微鏡『ミクロの世界を覗く』を見学し、その後、サポート役の工学部生と一緒に学食体験をして大学生気分を味わい、北大博物館を見学しました。午後は、今年度竣工したフロンティア資源・エネルギー研究棟に移動して、班ごとに実験体験『バイオ実験の基本!無菌操作体験』『地球を作っているキラキラ鉱物を見てみよう』『ゴミからスマホを作れるか?』を楽しみました。最後に、『お菓子を食べながら先輩と話そう』が行われ、大学生活や研究活動についておしゃべりしました。別室では、大学院への進学や卒業・修了後の就職や将来の仕事についての保護者向け説明や質疑応答が行われました。

高校で理系と文系に分かれる前に工学部の研究の広さや楽しさを知ってもらい、女子にも男子にも工学系を目指してもらうために工学部体験を実施しています。昨年参加できなかった方は今年こそ是非ご参加ください。

(大学院工学研究院 環境循環システム部門 教授 伊藤 真由美)

360°VRシアターを体験する参加者たち
実験体験の様子

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「学部・学科紹介」が開催されました

2024年2月8日、北海道大学では各学部学科が学生たちに自身の魅力を伝える「学部・学科紹介」が盛大に開催されました。工学部からは応用理工学系学科、情報エレクトロニクス学科、機械知能工学科、環境社会工学科の各コースが、合計15コースが参加しました。場所は高等教育推進機構(E棟)3階で、コース紹介や先輩学生による相談会が行われました。

各コマでは、教職員によるコース・研究紹介や先輩学生による相談会、研究紹介パネルの展示が行われました。さらに、実際に手で触れることができる体験コーナーや他にも様々なアトラクションが用意されました。

北海道大学の大きな特徴として、総合教育部での1年次の全学教育科目が挙げられます。学部学科による区別がないため、広範な知識やスキルを身につけることができます。しかし、2年次以降になると、どの学部・学科を選ぶべきか悩む方もいるでしょう。実際にそのような思いをしたことがある方もいるかもしれません。

学部学科の選択に悩む方や学部別入試で既に進学先が決まってしまった方々に向けて、この学部・学科紹介は雰囲気を体験する貴重な機会となりました。今後も、学生たちが自身の進路を見つけ、充実した学びの場を見つける助けとなることを期待しています。

(工学研究院・工学院・工学部広報室員 笹倉 弘理)

説明を受ける参加者

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令和6年度工学部オープンキャンパスのお知らせ

北海道大学工学部で開催します今年度のオープンキャンパスの日程が、令和6年8月4日(日)、5日(月)に決まりましたので案内いたします。昨年度は、合計1400名を超える方が、体験講義、研究室体験、進学相談会にご参加頂きましたが、本年度も同様なプログラムのもと、新たな講義内容による体験講義、新たなテーマに対する研究室体験を企画いたします。北大工学部における教育、研究を知る絶好の機会ですので、まだ参加したことがない方はもちろん、昨年参加された方も再度の参加をお待ちしています。

昨年度は、感染症対策の為の人数制限を撤廃し、講義室の収容定員ギリギリまで参加可能人数を増やしたにも関わらず、予約が早々に埋まってしまいました。今年度も本学ホームページで詳細を案内し、予約を受け付ける予定ですので、早めにご確認頂くことをおすすめします。

(工学研究院・工学院・工学部広報室長 渡部 靖憲)

研究室体験の様子