ニュース&レポート

工学研究院・工学院の
ニュースをお伝えします。

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ロバスト国際農林水産工学キックオフフォーラムを開催

、学術交流会館大講堂において、「ロバスト国際農林水産工学キックオフフォーラム」を開催しました。

これは、名和豊春総長が農学研究院と工学研究院の連携を軸に、本学の戦略の一つである「持続可能社会の実現に向けた世界トップレベルの研究推進・社会実践」を実現するため、「ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点構想」を提唱したことから始まり、今年度、工学研究院を中心部局として、「ロバスト農林水産工学科学技術先導研究会」を正式にスタートさせたことを学内外に知らせることを目的としています。産学連携の現状と将来について議論するため、本フォーラムではオランダから専門家を招へいし、北海道内の研究機関や農業関連企業、自治体などにも参加を呼びかけ、今回のフォーラムが企画されました。

本フォーラムは、名和総長から開会の挨拶があった後、横田篤農学研究院長から趣旨説明があり、引き続き、フードバレー財団のロジャー・ファン・フッセル所長、ワーヘニンゲン大学リサーチセンターのアルヨ・ロットハイス国際協力アジア担当マネージャー、増田隆夫工学研究院長による基調講演が行われました。

続いてフォーラムの後半では、本学の関係者ほか、道立総合研究機構、農林水産省などの8名により、パネルディスカッションが行われました。

本フォーラムは、定員250名を上回る312名が参加し、活発な意見交換が行われ、盛会のうちに終了しました。また、フォーラム後は交流会が開催され、参加者の親睦を深めるなど、非常に有意義な時間となりました。

外的影響からの強靱性

(総務課)

名和総長の開会挨拶
横田農学研究院長の趣旨説明
増田工学研究院長の基調講演
パネルディスカッションの様子

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平成30年度工学部オープンキャンパスを開催

の2日間にわたって、恒例の工学部オープンキャンパスを開催しました。「体験講義(4件)」、「先輩と話そう-研究パネル紹介-」、「学科紹介」、「研究室体験(26研究室)」、「研究施設探訪(7施設)」、「工学部進学相談会」、「AO入試説明会」、「保護者のための工学部案内」を企画し、2日間で1478名(うち道外539名)の高校生や保護者・一般の方々にご参加いただきました。工学部の紹介等を通して工学におけるものづくりの面白さと魅力を身近に感じてもらったものと思います。

大学説明会等の場で高校生の皆さんから工学部のことについて多様な質問を受けますが、その多くはオープンキャンパスに参加されれば解決できます。また、思いもつかなかったようなことを発見できるほか、研究の世界を垣間見たり、教員や学生と触れ合ったりすることも可能です。北大工学部が気になる皆さん、オープンキャンパスは毎年この時期に開催しています。ぜひお越しください。会場でお会いできることを楽しみにしております。

(広報室長 横田 弘)

研究室体験
先輩と話そう-研究パネル紹介-

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East Asia Innovation Accelerator Forum
- The 1st Korea-China-Japan Joint Symposium 2018を開催

、韓国釜山広域市の東義大学校で、EastAsia Innovation Accelerator Forum - The 1st Korea-China-Japan Joint Symposium 2018が開催されました。これは、次の時代の新たなイノベーションを東アジアから発信するために日中韓の大学が一堂に会して開催される名和豊春総長(当時、工学研究院長)発案のシンポジウムで、第1回目の今回は、Creating value through interdisciplinary collaboration for the 4th industrial revolutionをテーマに、日中韓の計11大学から94名が参加して行われました。本学からも教職員12名と日中韓の学生で構成される3チーム11名の計23名が参加しました。シンポジウムでは、東義大学校SunjinKong総長の開会挨拶、増田隆夫工学研究院長の趣旨説明に続いて、日中韓5大学の講演からなる全体会、学生主体で行われたポスターセッション、4分野20件の研究発表からなる分科会が行われ、イノベーション促進のための活発な議論が交わされました。次回は2019年10月に中国の北京科技大学で行われる予定です。

(国際交流室長 泉 典洋)

趣旨説明をする本学の増田隆夫工学研究院長
全体会で講演する本学の山田澤明教授
主な参加者による集合写真