第3回 防災技術イノベーション研究会
   Robust BOSAI シンポジウム

趣旨/Purpose

  北海道大学とロバスト農林水産工学科学技術先導研究会は、2018年度より「知」の集積と活用の場・産学官連携協議会 研究開発プラットフォーム「ロバスト農林水産工学研究開発プラットフォーム」を立ち上げ、現場ニーズに基づく次世代農林水産工学の技術開発を進めています。近年、北海道の農林水産業のフィールドは、従来の発想では対応できない集中豪雨や地震等の自然災害に脅かされています。記憶に新しいところでは、2016年の北海道豪雨災害,2018年の北海道胆振東部地震が挙げられます。2016年の北海道豪雨災害は、連続して上陸した台風による豪雨が、道東を中心とした各地で氾濫を発生させ、尊い命や貴重な財産が奪われました。

 また、この災害は、食料供給基地として北海道を支える農地、加工場、物流網(鉄道や道路)にも被害が及び、全国規模の食料問題にまで波及しました。2018年の北海道胆振東部地震では、北海道で初めて震度7が記録され、大規模な斜面崩壊や宅地盛土の液状化が甚大な被害を発生させました。これらの被災地では、住民や関係機関の努力によって比較的早期に復旧・復興がなし遂げられました。農地の場合には離農者をほとんど出さず、住宅地の場合には転出者をほとんど出さないなど、災害に負けない持続可能な社会のための復旧・復興と位置付けられるものでした。

 これらの経験から、自然災害に対するロバスト(Robust:堅牢性)化を目指す上で役立つ様々な技術やノウハウを学ぶことができます。そこで、我々はこれらの経験を活かし、Society 5.0を目指したより高度な技術やノウハウの共有、新たな研究開発、防災教育と人材育成までを実現するため、産・学・官コンソーシアム(共同体)の更なる発展を目指して第3Robust BOSAI シンポジウムを開催いたします。

シンポジウムでは、プラットフォーム設立から3年間の活動成果をご報告すると共に、北海道豪雨災害や北海道胆振東部地震から学ぶ複合災害対策に焦点を当て、持続可能な社会のための復旧・復興を通じて得られた知見について解説し、今後の課題や発展について議論します。

ここで取り上げる話題は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の目標9:「産業と技術革新の基盤をつくろう」,目標11:「住み続けられるまちづくりを」,目標13:「気候変動に具体的な対策を」などと合致する重要なテーマと位置付けられます。

多くの方のご来場をお待ちしております。

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概要/Abstract

【主 催】北海道大学ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点
【後 援】北海道、札幌市、北海道開発局、北海道大学広域複合災害研究センター

【企 画】「知」の集積と活用の場 ロバスト農林水産工学研究開発プラットフォーム 第6分科会

【日 時】令和3318日(木)14:0016:25

【会 場】Zoomによるオンライン開催

【参加費】無料

【プログラム】 

 



14:00 開会挨拶 瀬戸口 剛 北海道大学 工学研究院長 教授
石井一英 北海道大学ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点 代表
14:10 基調講演 平成30年北海道胆振東部地震で被災した札幌市清田区里塚地区の市街地の復旧
  須志田 健 札幌市建設局 市街地復旧推進室担当課長(北見工業大学 工学部 客員教授)
  被災者に寄り添った現地事務所における取組」
  藤永 壮毅 札幌市建設局 市街地復旧推進室
14:50 意見交換 ファシリテーター:今 日出人 北海道大学工学研究院 特任教授
15:10~15:20 休憩
15:20 基調講演 離農者を出さないための取り組みと連携-平成28年台風10号災害の農地復旧から農業の復興まで-
  三條 肇 北海道農政部 農村振興局 事業調整課 課長補佐
16:00 意見交換 ファシリテーター:井上 京 北海道大学 農学研究院 教授
16:20 まとめ 渡部 要一 北海道大学工学研究院 教授

【参加申込締切日】 令和3316日(火)

【申込み方法】下記よりお申し込みください。

  ・申し込みフォームはこちら

 

 

 

 

その他/Others


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