建築都市コース Course of Architecture

見とれるほどカッコイイ建物をつくる!

本当に心地いい空間づくりがしたい!

建築や都市空間という、社会の資産を創りだす学問。

建築・都市学は、建築空間の創出を中心に、歴史的建築や自然環境をまもりながら、風土的な特質を生かした文化の基礎や社会の資産を創りだす学問領域です。建築や都市をより安全に、より人にやさしく、より便利で、より快適に、より美しく、かつ価値あるものにしてゆく方法体系といえます。

人間の知性と感性を調和させ、新たな生活空間を創造。

建築・都市学の魅力は、人間のもつ幅広い知性に期待し、これと感性を調和させながら、新たな生活空間を創造するところにあります。 建築・都市学に関する幅広い専門的知識と総合的体系的な識見を持ち、人間性に立脚した生活環境の形成・維持・改良等の分野で活躍し得る、問題提起・解決能力を持つ人材を育成します。

学生の声

将来は規模の大きな 仕事を手掛けたい

駒井 健司
環境社会工学科 建築都市コース4年
(函館ラ・サール高等学校出身)

父が建築士だったこともあり、昔から建物を眺めることが大好きでした。大学では他の分野を学ぶつもりでしたが、本当に好きなことを仕事にしたいと考えた時に思い浮かんだのが建築でした。建築都市コースには、構造、建築環境、材料などを学びながら自分で企画・設計をする「設計演習」という授業があります。図面をひいたり模型を作ったりする作業は楽しいですね。将来は大手ゼネコンに就職して、駅や高層ビルなど規模の大きな仕事を手掛けたいです。

大学院生の声

社会に参画しながら 空間デザインを実践する

坪内 健
大学院工学院 建築都市空間デザイン専攻
修士課程2年

居心地のよい空間とはどのようなものでしょう? それは、広さや高さ、美しさや温度、誰と何をするかといった様々な要素によって決められます。空間デザインとは、そのように複雑でパーソナルなものを、図面や模型、コミュニケーションを通じ、意思疎通しながらつくりあげていくものです。研究室では、住宅の改修から過疎化の最先端を行く北海道地方都市の都市計画、被災地における集団移転の方法論など、実社会の多種多様なプロジェクトを実践・研究しています。

こんな人におすすめ

理性的な思考と豊かなイマジネーションで、過去と未来を見通し、世界の文化に目を向けながら、さまざまな人々との協働の中で建築や都市の姿を考えたいという意志がある方には、楽しく意欲的に学ぶことのできるコースです。本コースでは、主体的な問題意識を持った、磨けば光る個性の持ち主を必要としています。将来は、建築や都市の計画・設計・構築にかかわるプランニング・デザイン・エンジニアリングのほか、構想や企画のプロデュース、生産や施工のマネジメントなど幅広く、国内外での活躍が期待されています。

カリキュラムの特徴

より快適で安全な都市環境を実現するための力を養う。

工学的基礎のみばかりではなく社会科学・人文科学・芸術等にわたる幅広い認識と分析力・創造力・総合力を養うことに重点を置いており、広く関連諸分野の認識を持てるような教育システムを採用しています。また、建築・都市学にかかわる基礎知識・能力を育成するため、建築計画・設計、建築環境・設備、建築構造、建築生産の基本領域から、建築史、都市計画を含む広範な領域にわたり、時代の要請と地域の特性を踏まえた教育を行います。また、少人数での討論やマンツーマンを重視した各種の演習などを通じて、建築・都市・環境の創出に必要な総合力と創造力を養います。

建築都市コース カリキュラム

1年次(総合教育部)
全学教育科目
●教養科目(文学、芸術、歴史等) ●外国語科目 ●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●情報学 など
2年次
学科共通科目・コース専門科目
●コンピューティング演習 ●応用数学I ●応用数学演習I ●基礎図形科学 ●構造力学I・II ●建築序説 ●計画・設計演習I ●建築史通論 ●建築計画I ●建築環境論 ●建設材料 ●応用図形科学 など
3年次
コース専門科目
●計画・設計演習II・III ●建築計画II ●都市計画 ●各種構造I・II ●コミュニティデザイン ●建築施工 ●構造解析I ●地震工学 など
4年次
コース専門科目
●卒業研究 など
修士課程・博士後期課程
大学院工学院建築都市空間デザイン専攻
●都市環境デザイン学特論 ●建築都市史特論 ●建築計画学特論 ●都市防災学特論 ●都市再生計画学特論 ●空間構造デザイン特論 ●住環境計画学特論 ●建築デザイン学特論 ●建築都市設計インターンシップ ●計画・設計特別演習I・II ●建築都市空間デザイン特別演習(修士課程) ●建築都市空間デザイン特別研究(博士後期課程) など
大学院工学院空間性能システム専攻
●建築環境計画特論 ●構造性能設計特論 ●環境行動デザイン特論 ●建設材料学特論 ●都市計画政策特論 ●建築環境設計特論 ●建築生産特論 ●都市環境気候学特論 ●ランドスケープ特論 ●空間設計インターンシップ ●空間性能システム特別演習(修士課程) ●空間性能システム特別研究(博士後期課程) など

卒業生からのメッセージ

大学では幅広い分野の学習を。


振動台(地震の揺れなどを起こすための機械式の台)の制御室にて
三輪田 吾郎さん
株式会社大林組 技術研究所 構造技術研究部 研究員
2005年3月 工学部建築都市学科 卒業
2007年3月 大学院工学研究科 建築都市空間デザイン専攻 修士課程 修了

大学院修了後、株式会社大林組に入社しました。大林組は、高層ビルや橋、ダムなどの建造物を設計し、造ることを主な仕事としており、世間一般にはゼネコンと呼ばれています。最近、ニュースでよく取り上げられる「東京スカイツリー」も大林組が造っています(設計は別の会社です)。私は技術研究所に所属し、安全で快適な建物を建設するための技術を開発したり、建物についてまだ解明されていないことを研究しています。特に専門的に取り組んでいる分野は、地震が起きた時に建物がどのように揺れたり、壊れたりするかについての研究です。私は、大学院で地震学を学んでおり、この知識が非常に役立っています。また、専門として学んだ地震学の分野以外に、英語や数学、物理などの基礎的な知識も、仕事をする上で欠かせません。一つの仕事をやり遂げるためには、専門知識だけでなくさまざまな分野の知識が必要です。大学では、幅広い分野の学習をしてほしいと思います。北大で楽しんで学んだ皆さんが、卒業後に自分のやりたい仕事に就き、存分に力を発揮することを期待しています。

卒業後の進路

総合建設業・設計事務所等の建築技術者、国家公務員・地方公務員など建築・都市行政の担い手、大学や研究所などの教育・研究職、設備機器や住宅産業等のメーカー・不動産業等の技術者、設計事務所・開発コンサルタント等の経営者など、幅広い分野で活躍しています。

取得可能な資格

■高等学校教諭一種免許状(理科・工業)
■甲種消防設備士(受験資格)
■一級建築士(受験資格)
■二級建築士(受験資格)
■木造建築士(受験資格)
■建築設備診断技術者(受験資格)
■コンクリート技士(受験資格)
■コンクリート主任技士(受験資格)
■コンクリート診断士(受験資格)
■建設機械施工管理技士(受験資格)
■土木施工管理技士(受験資格)
■建築施工管理技士(受験資格)
■電気工事施工管理技士(受験資格)
■管工事施工管理技士(受験資格)
■造園施工管理技士(受験資格)
※資格の取得には指定科目の修得や、卒業後に実務経験が必要なものもあります。

産業別就職状況

※産業別就職状況・主な就職先は、2015年3月卒業者・大学院修了者を集計したもの。

主な就職先(50音順)

●朝日放送 ●アトリエブンク ●エイト日本技術開発 ●NTTファシリティーズ ●大林組 ●鹿島建設 ●久米設計 ●国土交通省 ●清水建設 ●JFEスチール ●JR西日本 ●JR東日本 ●積水ハウス ●大成建設 ●ダイワハウス ●照井康穂建築設計事務所 ●東京電力 ●東芝プラントシステム ●東北電力 ●都市環境研究所 ●都市再生機構 ●西松建設 ●日本建築総合試験所 ●日本設計 ●長谷工コーポレーション ●文化財建造物保存技術協会 ●北海道 ●北海道電力 ●三菱地所設計 ●三菱重工業 ●YKK AP