平成17 年度廃棄物学会研究討論会

循環型社会に相応しい都市ごみ処理への変革を考える　−焼却・埋立の立場から−

廃棄物学会研究委員会　＜廃棄物焼却研究部会・埋立処分研究部会＞

�@ 日時：　平成17年5月26日（木）14：45〜16：45

�A 場所：　川崎市産業振興会館　1階ホール

�B 趣旨
　循環型社会を迎えて都市ごみ処理の方向性がよく見えてこない。この際、大変革を目指して考えるとしたらどのような姿が望ましいか、焼却・埋立の立場から考えたい。
　焼却部会と埋立部会は平成15年の合同小集会で初めてごみ処理全体の議論を試みた。今回は、最初に焼却部会から、前回の埋立部会からの提起（早期安定化、有害物質、塩など）も念頭におきつつ、自治体からの諸問題の提起とともに、焼却処理の立場から、種々の処理システムが共存する混沌とした現状の都市ごみ中間処理を整理する。次に埋立処分側から、最新の議論動向を踏まえた埋立地のありかたについて整理・提示を行う。これらの提案等を起点として、循環型社会における都市ごみ処理の発展方向は何か、その課題・可能性について討論を行うものである。
　
�C プログラム
(1)開会および趣旨説明 14：45〜(約5分) コーディネーター：北海道大学大学院工学研究科　松藤敏彦

(2)焼却部会講演 14：50〜(約30分)  「都市ごみ中間処理における現状の混沌を整理する」株式会社タクマ 手島　肇

(3)埋立部会コメント講演 15：20〜(約20分) 
　(a)「廃棄物処理のあり方」　国立環境研究所 井上　雄三　（コメント）
　(b)「廃棄物の質制御と埋立」　埼玉県環境科学国際センター 小野　雄策
　(c)「埋立から見た前処理とは（焼却は中間処理の代表）」　株式会社エックス都市研究所 山口　直久　（コメント）
　(d)論点整理 15：40〜(約5分) コーディネーター

(4)論点毎の意見交換 15：45〜(約50分) 
【廃棄物焼却研究部会】
　　　　　北海道大学大学院工学研究科 谷川　昇
　　　　　京都市環境局 瀬川　道信
　　　　　株式会社タクマ 手島　肇
【埋立処分研究部会】
　　　　　国立環境研究所 井上　雄三
　　　　　埼玉県環境科学国際センター 小野　雄策
　　　　　株式会社エックス都市研究所 山口　直久

(5)閉会挨拶 16：35〜(約5分) 福岡大学大学院工学研究科　松藤　康司