高木達馬 修士2年 / Tatsuma TAKAGI M2

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  • 出身高校:明石工業高等専門学校(兵庫県)
高木達馬

研究テーマ

溶菌性バクテリオファージを用いた水系感染性病原細菌の制御

研究概要

病原菌に対して化学・抗生物質を多用してきた結果,多剤耐性菌が出現し大きな社会問題となってきている。そこで、水系感染性の多剤耐性病原細菌の新たな制御法として、溶菌性バクテリオファージに着目した。溶菌性バクテリオファージを用いるメリットとしては,①ヒトに病原性・毒性を示さないこと、②塩素との併用が可能であること、➂自己増殖が可能であること、および④バイオフィルムを溶かす酵素を保有するものが存在すること等がある。本研究では、水系感染性の病原細菌に感染する溶菌性バクテリオファージを環境中から単離し,水処理への応用に向けてその特性を解析する。

学会発表
  1. 金属腐食抑制への応用に向けた鉄還元細菌 Shewanella の溶菌性バクテリオファージの単離と特性解析
    石原令梧, 岡本章玄, 高木達馬, 岡部 聡, 北島正章
    第52回日本水環境学会年会 (2018年3月15-17日, 北海道大学, 札幌)
    (ポスター発表)
  2. 水系感染性病原細菌に対するバクテリオファージの単離および溶菌特性解析
    高木達馬, 佐野大輔, 岡部 聡, 北島正章
    第54回環境工学研究フォーラム (2017年11月11~19日, 岐阜大学, 岐阜)
    (口頭+ポスター発表)
  3. 水中病原細菌の制御に有効なバクテリオファージの単離及び特性解析
    高木達馬, 佐野大輔, 岡部 聡, 北島正章
    第25回衛生工学シンポジウム (2017年11月10日, 北海道大学, 札幌)
    (ポスター発表)
  4. 病原性レジオネラの水系感染制御に資する溶菌性バクテリオファージの探索
    高木達馬, 佐野大輔, 岡部 聡, 北島正章
    第51回日本水環境学会年会 (2017年3月14~17日, 熊本大学黒髪キャンパス, 熊本)
    (ポスター発表)
  5. 病原性レジオネラの制御に有効なバクテリオファージの探索
    高木達馬, 佐野大輔, 岡部 聡, 北島正章
    第24回衛生工学シンポジウム
    北海道大学, 札幌
    2016年11月15日
    (ポスター発表)
受賞歴
2017年3月

第51回日本水環境学会年会・学生ポスター発表賞(ライオン賞)