三宅 広 修士2年 / Hiroshi MIYAKE M2

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三宅広

研究テーマ

バイオ燃料電池内の微生物間電子伝達に及ぼす水素分圧の影響

研究概要

本研究室の酢酸を基質としたバイオ燃料電池(MFC)では、酢酸資化性電気生産細菌のGeobacter sulferreducensと水素資化性電気生産細菌のHydrogenophaga sp. AR20株が水素を介した栄養共生を形成しMFCの発電効率向上に貢献していた。一方で発電効率低下の要因である水素資化性のメタン生成はほとんど起こっておらず、メタン菌との共生は形成していなかったと考えられる。本研究では水素がメタンではなく主に電流となった要因が水素分圧にあると仮説をたて、水素を介した電子伝達と水素分圧の関係について解明を行っている。

学会発表
  1. 酢酸を基質に用いたバイオ燃料電池でのGeobacter suflurreducensHydrogenophaga electricumの水素を介した共生のメカニズムの解明
    三宅広、寺田浩太朗、岡部聡
    第50回日本水環境学会年会 (平成28年3月16-18日、アスティとくしま)