• 1997, 12/21

    伊丹十三自殺?

    間隙水圧試験のセットアップ

    昨日は、Wichita Mountains Wild Life Refugeeに行った。ここははげ山が多い。Mt. Scottは悪天候のため閉鎖されており登れなかった。でもノーマン付近には山がないので、山があるだけで結構満足。バッファローは見ることができなかったが、コヨーテを1匹見た。

    途中のアパッチの町

    Mt. Scott

    帰りにFestival of Lightsを見るためにChikashaに寄った。ところが余りの車の行列にびっくりして、ケビン推薦の(ケビンはチカシャ出身である)Jake's Ribに向かう。バーベキューを食べようとしたが、ここもすごい待ち人数であった。やむなくここはあきらめて、メキシカンを食らう。

    教会もこんなになっている

    さてそろそろ空いたかと思って公園に出かけたが、やはりものすごい車の列。30分ほどかかってようやく会場に辿り着いた。会場は、いやすごい。何でもカリフォルニアからわざわざバスを仕立てて見に来る人もいるらしい。いやこれはすごい。

    実際に見るとこんなものではない

    もしかオクラホマにまた来ることがあったら絶対もう一回ここに来てみたい。裏技(近くの空き地に車を止めて歩いて行く)も発見したので天気さえ良ければ渋滞も関係ない。しかも無料である(寄付はしなければいけない)。

    その後のドライブは恐かった。雨の夜に視界が悪いのは日本でも一緒だが、アメリカのよくわからない真っ暗な細い道をうしろから急っつかれながら、エアコンをかけているのになぜかウィンドウが曇ったままで走るのはなかなかつらい。

    日本語の単語がどんどん頭から消えつつある。かといって英語を覚えつつあるかといえばそうでもない。困ったものだ。

    こちらは、12/24(水)〜1/4(日)までお休みである。まさかこんなに休みとは思ってなかった。家族もいないし、TVもよくわからないし、スキー場も遠いので暇である。やむを得ず仕事をやることになると思うが、オフィスに来てもあまり人がいないと思うのでちょっと寂しい。

    TVといえば、衛星放送のプライムスターではNHKを見ることができるらしい。もう外国長期出張はしないと思うが(4泊6日で学会に来るくらいが一番気楽である。独身だったら別に何年いてもいいのだが私は独身のときはドクターを持っていなかったので在研は当たらなかったと思う)、もしかまたアメリカにくることになったらぜひこれを申し込もうと思う。ちなみに問い合わせは日本語で

    1-800-518-8576(テレビジャパン情報センター, Japan Network Group Inc., 1325 Avenue of the Americas 8th Fl, New York, NY 10019)

    である。

  • 1997, 12/22

    実験終わった!ばんざい。

    カーラにMAHI-MAHIの件を伝えると、Websterには「イルカの肉。ハワイで食用」とはっきり書いてあるという。たぶん、本来はそうだけどアメリカ本土ではシーラをMAHI-MAHIと呼んでいるというのが真相だろう。しかし、あれは本当のMAHI-MAHIのような気がする。魚肉ではなく獣肉だった。

  • 1997, 12/23

    木山さんに頼まれてマンドリンを探しているのだが、バイロンからはこのような返事が来た。これが、バイロンの店で売っている一番安いギブソンである。

    We have a F-2 circa 1917 for $2,200.
    Have a happy holiday!
    Byron
    

    F-2というのはどんなもんだろう?中に虫が巣を作っているかもしれない(それがまたいい音色を醸し出す)。調べてみたらこれはとんでもなく安っぽく見えるモデルである。むしろA型f孔で同じくらいの金額のものを探した方が音はいいかもしれない。

  • 1997, 12/24

    クリスマスだ。アメリカではサンクスギビングが終わると次の楽しみはクリスマスしかないので1ヶ月以上も前からサンタさんが登場し、街はクリスマス一色となる。今日はWinbiffの郵便屋さんがサンタさんになっていたのでびっくりした。こんな仕掛けがあろうとは思いもよらなかった。こういうことを色々考えているのでなかなかバグが直らないのかもしれない(Winbiff Ver.2.04はまだ未成熟でお勧めできない。マルチサーバー対応とかWordを使わずスペルチェックをしたい人は止むを得ないけど。注:誤解ないように書いておくがOutlookやMS Internet Mailよりははるかにいい)。

    昨日ソニーの短波ラジオを$50で買った。おとといの夜に突然思い付いたのだ。さっそくラジオジャパンを聴いてみる。1時間程度の番組が周波数を変え、ブレークを取りながら何度も放送されるようだ。1/3は堅苦しい日本のニュース。続く1/3は東京うんたらという番組で今井美樹の歌等がかかっていた。最後の1/3は家庭内暴力に悩む父親の特集であった。

    思っていたのとは随分違うのだが(相撲の生中継や、在米日本人からのお便り紹介、アメリカのニュースのダイジェストを日本語でわかりやすく教えてくれる等を期待)、やっぱり年末年始は多少日本語の放送も欲しいのでよしとする。

    番組表にない時間にNHKの放送をそのまま1時間ほどやっていたのも聴いた。なぜ番組表にないのかは不明である。内容は「昼の憩い」である。冠二郎の歌をじっくり1時間ほど聴かされた。私はちょっと困ったが、年配の人は喜ぶかもしれない。

    倉田さんがメールを使えるようになったそうだ。クリスマスの夜に一人でいますとかいてあった。私も一人だ。短波ラジオを聞きながら気分は北朝×の特別工作員である。

    三船敏郎死亡。悲しいことである。日本映画界は大変だ。

  • 1997, 12/25

    石田先生は前の職場では「お前は常識を知らん」といわれていたそうだ。しかし、今の職場では「お前は常識的な人間だから」といわれているそうだ。

    ラジオジャパンについてようやく事情が分かってきた。周波数は色々あるが、ここで良く聞こえるのはカナダを中継する比較的低周波のものである。たとえば、

    CST 20:00〜21:00(5.96 MHz):ニュース、文芸

    CST 21:00〜22:00(5.96 MHz):昼のNHKラジオをそのまま同時放送

    CST 22:00〜23:00(6.11 MHz):ニュース、東京通信

    (CST = 中部標準時 = 日本時間 - 15時間)のような感じで、お勧め(この中では一番ましという意味であるが)は最後に書いた放送である。昨日の東京通信の特集はカラオケである。小室哲也の戦略によって若者がカラオケに興味を持ったが、おじさんは敬遠を始め、今やカラオケ業界は生き残りで必死といった内容である。音楽はドリカム、がさつな和製ロック、なんとかヨシアキのジャズであった。

    なお、こちらではradio(レディオ)というとラジオ放送、あるいは、無線の意味で、ラジオのことはreceiverというようである。短波ラジオはほとんど売っていない。ソニーUSAにアクセスして最寄りの販売店を確認することをお勧めする。ノーマンの場合はService Marchandiseに売っていた。というかここにしか売っていない。

    また、国際放送の場合は、当然であるが、スケジュールはすべてUTC(国際標準時だっけ?、GMTと同じだっけ?数秒違ったかもしれない。測量学各論および実習の講義ノートを見ればわかる)で書いてある。ちなみに、S先生(これはフィクションだから別にいいと思うのだが念のためイニシャルにした)のうちの時計は奥さんの目覚まし時計以外はすべてGMTに合わせてあるらしい。関係ないが、M先生は亜鉛を服用して健康を保っているらしい(免疫系の強化に効果があると亜鉛剤の説明書には書いてある)。

  • 1997, 12/26

    UTCは昔はGMTで今は原子時計に基づいていて、日本語では協定世界時というらしい(詳しくはDXing.comを参照)。