
研究発表
全体
- 研究発表(特に10分前後の短時間のもの)で大切なのは「ストーリー」。最初から最後まで、淀みのない流れが必要。
- 枝葉は思い切って切り落とす。
- 発表者はストーリーテラー(語り部)でなくてはならない。
- 論理が飛ばないよう丁寧に説明。(聞き手が頭を使わなくて済むように。)
- 聴衆は自分の言葉を聞き逃すもの。くどくならない程度に、上手に繰り返す。(例:これを○○と言います。この○○は…。)
スライド、OHP
- 必要な時間は通常1ページあたり1分強。
- 文字は大きめに。(原則として18ポイント以上。図中も大きめに。)
- 書いてあることは全て話す。話さないことは書かない。
- キーワードを目立たせる。(箇条書き。色づかい。)
背景と目的
- 研究の対象に関する解説。
- 従来の研究で得られている結果や問題点。
- その問題点をふまえて、自分の研究の対象と目的をはっきりと 。
手法
- 出来るだけ、「物理」が明らかになるように。
- 理論であっても式を並べるだけではいけない。その「物理」を解説する。
グラフ
- 理解しやすいように、物質や構造などを書き入れておく。
- 横軸と縦軸が何を表しているかを述べる。
- 大切な所を述べる前に、グラフの全体像を説明する。
考察
まとめ
- 研究の対象、用いた手法、得られた結果、結果の意義を簡潔に。
卒業論文・修士論文
- 結果の分析・考察を「徹底的に深く」行う。
- 読む人に自分の伝えたいことが伝わるよう、丁寧に書く。
- ストーリーはやはり大切。でも枝葉が少しあってもOK。
- 体裁は過去の例を参考に。(オリジナリティーは内容で。)
- 研究に関連して自分が行ったこと、学習したことを全て述べるつもりで。ただし、やたらと長いのもいけない。
- 方法はできるだけ詳しく。
- 学習したことに関しては、自分できちんと理解した上で、自分自身の言葉で解説する。
- 謝辞は本当に書きたい場合にだけ書く。
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- 良い構成を考える。(関係することは「ひとまとまり」に。)
- 面倒がらずに変えてみる。(良くなければ元に戻すことも。)
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- 主語と述語をきちんと対応させる。
- 正確な言葉、表現を用いる。(普段から気を付けておく)
- 論文に相応しい言葉・表現を用いる。
- 簡潔な表現を。(省ける言葉は省く。)
- 図の説明を本文にきちんと書く。
- 参考文献をきちんと入れる。
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- 印刷物からの書き写しや、webからのコピーなどの違法行為は行わない!(文体や表現の質が変わるので、読めばわかります。)
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