研究紹介I
対象フィールド…石狩湾，茨戸川，釧路港沿岸域，苫小牧沿岸域
We conduct the field observations within the Ishikari Bay, Lake Barato, Kushiro Port, and Tomakomai Coast.
石狩湾に流入する石狩川の河道長は268km（信濃川・利根川に次いで第3位），
流域面積は14,330km2（利根川に次いで第二位）と，日本有数の大河川です。
石狩平野では稲作農業などが営まれています。

Figure.1 Temperature, salinity, turbidity, and horizontal distribution of salinity within the Ishikari Bay.

石狩川河口から流出した河川水が広範囲に影響していることがわかります．

Figure.2 Satellite images (SeaDAS) within the Ishikari Bay. Left: Chlorophyll concentration; Right: Temperature.


衛星画像を使った解析により、石狩湾におけるクロロフィル（葉緑素）分布を分析し、数値計算モデルと同時に解析します。
Figure 2 はMay 22, 2003の衛星画像．
融雪に伴う河川水に対応してクロロフィルが増殖していることがわかる.

このように山下チームでは、数値計算、現地調査、衛星画像　を用いて石狩湾を中心とした研究を行っています．
Coastal environment within the Ishikari Bay is investigated using the numerical simulations, field observations, and satellite remote sensings.

関連論文

三次元解析（海岸工学論文集 1999 ）