化学I / 1年基礎43, 44組・前期

授業目標

 化学は、多種多様な物質の性質・機能や生命現象の仕組みを系統的に理解するための学問である。化学Iでは、あらゆる物質の構成単位である原子・分子についての基礎的な理解を深め、その集合体としての物質がどのようにして物性を示すようになるか考える。原子の電子構造とそれに由来する元素の特性、化学結合の本質を学び、物質の状態と物性を支配する要因を理解する。また、物質の有するエネルギーと化学反応の駆動力を説明することができる。

到達目標

1. 原子の構造を理解し、物質の成り立ちと光の関わりを量子力学の立場から説明できる。
2. 分子の構造や性質を決める要因を説明できる。
3. 原子や分子の集合体の構造や性質を調べる方法とその原理を説明できる。
4. 物質の三態と相平衡の関係について、物質の有するエネルギーに基づいて説明できる。
5. 物質の化学反応の駆動力の本質を理解し、反応の方向性を予測することができる。

講義情報

開講日(5/15訂正):4/10, 17, 24, 5/8, 15, 29, 6/3(6講時), 5, 12, 19, 26, 7/3, 10, 17, 24

休講予定日(5/15訂正):5/22

教科書:「化学:物質の構造と性質を理解する」 新しい化学教育研究会 学術図書出版社  ISBN978-4-7806-0763-5 税抜2,400円

章末問題略解

参考書1:マクマリー 一般化学(上)東京化学同人

参考書2:ブラディ 一般化学(上)東京化学同人

講義資料

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第1日目

第2日目

第3日目

補足資料1

第4日目

第5日目

第6日目(旧7)

第7日目(旧6)

第8日目

第9日目

第10日目

第11日目

第12日目

第13日目

成績評価の基準と方法

受講状況,レポート,および試験の成績により,下記の点から総合的に評価する。
1)用語を含む基礎的知識を正確に理解しているかどうか
2)化学的な事象とその原理の関係を的確に説明できるかどうか
3)講義での質問応答や課題の提出などを通して,自ら積極的に学ぶ意識を深めたかどうか
評価は相対的評価をとっており、「A+」及び「A」=5〜20%,「A-」及び「B+」=20〜40%,「B」及び「B-」=30〜50%,「C+」及び「C」=10〜20%を目安とする。
GPA平均: H29FY=3.10, H28FY=2.95, H27FY=3.05

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