お知らせ

平成30年度 北海道大学大学院工学研究院公開講座

今日の技術,明日の技術
(Technology of Today and Tomorrow)

想像もしていなかったような「今日の技術,明日の技術」が研究されており,未来の社会や生活を変化させます。インターネットや携帯端末が無い生活は今では考えられませんが,それらが登場する前に今の便利さを思い描いていた人はほとんどいません。電子レンジも,登場前は勿論,発売後も暫く,需要はほぼゼロでした。機械工学研究者による,見通しにくい未来と見えにくい不便を案内する6講座をお楽しみください。

平成30年9月7日(金)~ 10月12日(金)(毎週 金曜日) 18:15~19:45
札幌市北区北13条西8丁目 北海道大学工学部B11 講義室(B棟1F)

募集要項・申込先 


第1回 9月 7日(金)

スーパーコンピュータ「京」で流れの設計
工学研究院 大島 伸行 教授

世界TOPクラスの性能を誇るスーパーコンピュータ「京」を用いて,ゴルフボールなどの身近な流れから,自動車まわりの流れや航空機エンジン,宇宙機の大気突入まで,様々な流れを予測して最適な設計を図る最新技術を,CG画像や動画をたくさん使って紹介します。


第2回 9月14日(金)

熱は逃げてしまうもの?
-蓄えて使うのはどうでしょう-
工学研究院 戸谷  剛 教授

エネルギーの最終形態は熱です。捨てられてしまう熱が身の回りにはたくさんあります。一部でも蓄えることができたら,必要な時に使えるのに…。この要望に答えるのが蓄熱材です。講義では,エネルギー高効率利用の観点から再注目されている蓄熱材について,最新の蓄熱材と適用事例について紹介します。


第3回 9月21日(金)

いま地球がたいへん
-地球温暖化を止めるための原子炉開発-
工学研究院 澤  和弘 教授

高温ガス炉は,約1000℃という高い熱でエネルギーを取 り出すことができる原子炉です。炉心はセラミックスでできており,炉心溶融しない安全な原子炉でもあります。高温ガス炉を用いて,環境に優しい次世代エネルギーの水素を二酸化炭素の排出ゼロで作る研究が進められています。日本が世界をリードしているその最前線をご紹介します。


第4回 9月28日(金)

再生可能エネルギーによる地域経済の活性化
工学研究院 近久 武美 特任教授

異常気象,国際的な保守化,益々忙しくなる日常生活・・・世界はどうなってしまうのだろうか。エネルギー研究者の視点から,安さ追求価値観の矛盾と限界について語り,その解決と北海道の発展に対して有望な再生可能エネルギーの地産地消概念や水素利用を含む次世代エネルギー技術について紹介します。


第5回 10月 5日(金)

機械工学の視点から診る骨・関節機能
工学研究院 東藤 正浩 教授

近年の高齢化社会の到来に伴い,骨粗鬆症や変形性関節症などの運動機能障害が増加しています。
本講義では,優れた力学的機能を実現する骨や関節などの骨格系組織の巧妙なデザインについて解説するとともに,骨格系疾患に対する分子スケール構造解析に基づく最新の診断・治療技術について紹介します。


第6回 10月12日(金)

「接着」が拓く構造物の近未来
工学研究院 高橋 航圭 准教授

材料の高性能化,高機能化に伴い,あらゆる産業界で進む革新的な構造設計。鍵となるのが「接着」技術です。ねじやボルトの重量と穴あけを省いた組立により,生産性と設計自由度を飛躍的に向上できます。接着剤でくっつくのはなぜ?そのメカニズムと課題を通して,電子デバイスや航空宇宙機の近未来に迫ります。

対  象一般市民
定  員100名
受 講 料3,500円 (配付資料代を含む) ※ 特定の講義の受講は,1回1,500円です。
募集期間平成30年8月7日(火)~ (土・日および8月13・14・15日を除く。)
募集要項をご参照のうえ、お申し込みください。
募集要項募集要項
申 込 先〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目
北海道大学工学系事務部教務課(学生支援担当)
TEL: 011-706-6707・6124/FAX: 011-706-6141
E-mail: k-gaksei@eng.hokudai.ac.jp