研究紹介
ウエアラブルエネルギーシステム
マイクロシステム講座
マイクロエネルギーシステム研究室
マイクロエネルギーシステム研究室
人間に直接関わるパーソナルなエネルギー機械を創造しています
携帯電話,モバイルコンピュータ等,容易に携帯可能(ウエアラブル,人間調和型)な機器の開発が進められ,産業界の新しい製品の芽として期待が集められている. 米国MITで開発中のボタンサイズのガスタービンも,各種モバイル製品,車椅子,ロボット等の電池の代替を目標に開発されている.このようなミリ・センチサイズのウエアラブルな機械の開発には従来の機械の単なる小型化とは異なった発想が必要となる.
また,従来のマイクロマシンのように単に動けばよいというものではなく,ミリ・センチサイズのマシンの実用化のためには効率,寿命等の考慮が必要で,マイクロマシンとは異なった工学的発想が要求される.本研究は建物や車両のように空調可能な空間以外の場所(野外)での人間周囲の温熱環境の快適化を目的とし,これに必要となる携帯可能な冷却器(ウエアラブルクーラー)を,センチサイズの機械としての独創的な着想に基づいて開発している.