環境社会工学科
住まい・地域・地球の新たな環境と社会の創造
環境社会工学科は豊かで住みやすい人間の生活と経済・社会活動に必要となる調和のとれた環境形成を目指しています。
本学科は都市,公園などの快適な空間の形成や,建物,道路,河川,上下水道といった建築・土木施設の構築,持続可能で環境に優しい資源エネルギーの開発や物質循環システムの構築などを対象とする総合工学を扱う多様な領域から成り立っています。
そのため,本学科では工学基礎・専門技術力に加え,デザイン・コミュニケーション能力や多面的思考能力,社会的責任の認識など幅の広い能力を養うことができる教育研究の実践に努めます。
建築都市コース
生活の場をつつむ建築空間の創出を中心とし,歴史的建築や自然環境をまもりながら,都市や地域の計画・設計,風土的な特質を生かした文化の基礎や社会の資産を作ることを学びます。
キーワード: 建築空間,都市問題,歴史・町並み,構造性能,寒地住宅
衛生環境工学コース
衛生環境工学コースは工学的技術・知識を駆使して,私たちの生活と健康を守り,快適な生活環境をつくることを目的とした「健康と環境」のための工学を学びます。
キーワード: 水環境,人間環境工学,騒音・大気汚染,廃棄物資源,循環資源
資源循環システムコース
資源循環システムコースは天然資源から人工資源(廃棄物)までを対象とし,社会の中の資源の流れを様々な角度から教育し,21世紀の循環型社会で求められる創造性豊かな自立した技術者・研究者を養成します。
キーワード: 天然資源の開発・利用,廃棄物資源の再資源化・リサイクル,廃棄物の地層処分,汚染環境の修復