流域圏において、埋め立て地に最終処分される廃棄物は多くの重金属類(鉛、亜鉛etc)を含む。
本研究では、溶融処理により廃棄物から鉛、亜鉛を分離して濃縮物(溶融飛灰)を作り、金属を回収するシステム‐溶融・金属回収システム‐の構築を目指す。
【研究手法】
低コストで環境への負荷の少ない溶融・金属回収システムを提案する。
本研究では、
(1)溶融処理の操作条件制御、
(2)金属回収法の評価を軸に研究を進める。さらに溶融飛灰の化学的組成、金属回収に適した灰の検討をベースに溶融処理、金属回収法を最適化し、金属回収システムの提案を行う。