屎地盤熱・地下水熱を有効利用する環境低負荷型熱システムに関する研究

Tel: (011) 706-6282
 takaok@eng.hokudai.ac.jp
 研究詳細(PDF:240KB)
博士課程:
  • 葛 隆生 
 
COE リサーチアシスタント
環境人間工学研究室


研究テーマ

流域圏には飲用水や工業用水として利用することのできない浅層地下水が大量に存在し、これらは地盤と共に大きな利用可能な熱エネルギーを有している。
本研究では暖冷房や給湯、融雪等が必要な都市施設に、地盤とともに地下水を熱源として利用するための技術を確立し、環境負荷を低減させることを目標とする。



地盤熱・地下水熱を有効利用する環境低負荷型熱システムの構築


【研究手法】

本研究では地盤熱・地下水熱の利用を促進させるための技術・設計手法の開発を行う。具体的には、
  1. 地盤熱・地下水熱を利用したシステムの性能や、LCAに基づく導入効果を評価できる設計ツールの開発を行う。
  2. 実験・解析により地下水流れの影響を検討し、その大きさに応じて、地盤熱の採熱利用、蓄熱利用を分類する。また、この結果を設計ツールに反映させる。
  3. 地盤熱・地下水熱を利用したシステムを実際の建物に導入する際に設計ツールを用いて設計を行い、導入後、実測により設計ツールの検証を計る。