流域圏の廃棄物代謝における廃棄物の資源化・処分の高度制御破壊技術に関する研究

 研究詳細(PDF:24KB)
博士:
  • 趙 祥鎬 
 
元COE研究員
(地圏フィールド工学研究室)


研究テーマ1

衝撃荷重による異種境界物質の破壊挙動に関する研究

産業廃棄物から廃材の回収や再利用のための破砕・粉砕技術の高度化を目的として、動的載荷における異相境界材料の変形挙動・亀裂進展挙動と載荷方法・載荷速度との関係を実験的・解析的に解明する。


【研究手法】

  • 高電圧パルス法(ED法):人工の混合物試料を用いた破壊試験
  • マイクロX線CT:破壊試験の前後に試料の内部観察
  • 動的破壊プロセス解析法:高電圧パルスによる破壊パターンとメカニズムの分析

研究テーマ2

岩盤の遮蔽性能を損わない掘削法の開発

切り欠きを有するガイドホールや装薬ホルダーを利用して一方向のみの亀裂を進展させる亀裂方向制御発破、油圧クサビや放電を利用した一方向割岩を対象として、動的破壊プロセス解析を行い、岩盤損傷抑制のための破砕設計条件を明らかにする。
(動的破壊プロセス解析例)