工学部・大学院の構成

北海道大学工学部は,総合大学の特徴を生かして,幅広い知識と視野を身につけた社会に役立つ技術者の育成を目指しています。

工学部には,応用理工系学科,情報エレクトロニクス学科,機械知能工学科,環境社会工学科の4つの学科があり, 入学後,2年次1学期までは,各学科に所属し,学科ごとに文学,芸術,語学,理科・数学系科目等を含む全学教育科目(一般教養科目)と学科の専門基礎科目を学びます。

2年次2学期から,各学科のコース(全16コース)に所属し,コースごとに専門的な教育を受けます。 また,コース専門科目だけではなく,工学全般に関係する学部共通科目や,学科内の他のコースの専門科目を学ぶこともできます。

「工学研究院」「工学院」および「総合化学院」への移行改組について

大学院工学研究科は,2010年4月1日に研究組織としての大学院工学研究院ならびに教育組織としての大学院工学院および,工学研究科化学系3専攻と理学院化学専攻を再編した総合化学院に移行改組されました。

工学院は,12専攻35講座で構成され,学問の継承および創造を通じて,工学分野の基礎的素養および高度な専門的素養を身に付けた,実務に対する多様な知識,判断力を持つ人材の育成に務めます。

総合化学院は,総合化学専攻1専攻からなり,履修上の区分として,分子化学コース,物質化学コースおよび生物化学コースの3コースを設置し,理学と工学が連携した基盤化学から実社会で役立つプロセス工学などにわたる総合的・系統的教育体制のもと,化学および化学関連の幅広い分野での人材の育成に務めます。

工学研究院は,これまでの工学研究科15専攻に対応する15部門35分野で構成され,学問の継承および創造を通じて,科学技術の高度化,学際化,国際化等に対応した工学分野の基礎研究および応用研究を行うとともに,工学系若手教員,研究者の育成に務めます。 なお,工学研究院にこれまでのエネルギー変換マテリアル研究センターが,エネルギー・マテリアル融合領域研究センターとして設置されました。同センターは5研究分野で構成され,マテリアルの開発に関する研究を行うことを主体としています。

一連の移行改組により,工学を取り巻く社会からのさまざまな要請に応える高度な専門技術者,研究者を育成・輩出する継続的な教育体制の構築を目指します。

工学研究院,工学院,総合化学院 組織図

(えんじにあRing 第381号より抜粋)