テキスト ボックス:  私たちが日常で使用する金属やセラミックスなどの材料は、その外見からは想像もつかないような複雑な『組織(構造)』を持っています。それは、例えば木材に木目や節や年輪があるのに似ています。この『組織』は、材料が発揮する性質を大きく左右します。たとえ同じ化学成分を持つ合金であっても、析出物の形態や分布状態あるいは母相の結晶粒径分布などの微細組織が異なると、機械的強度などの材料性質も異なります。

 私たちの組織制御学研究室では、材料から優れた性質を引き出すために、その組織を自由に制御するための様々な方法について研究しています。金属材料の組織が誕生するのは、気体や液体から固体が作られるときです。その後、冷却過程における固相変態や析出、加工と再結晶や粒成長などにより、材料組織は次々と変化します。

 このように組織が生まれ変化する現象を実験的・理論的に解明して、その知識を新しい材料や製造プロセスの開発に活用しようと、私たちは考えています。


【卒業生の主な進路】
 鉄鋼、金属、自動車、重工業、機械、電機
 その他事務系・総合系
組織制御学入門講座

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